便秘解消にきのこを取り入れたい一番の理由

kinoko

最近よく耳にする腸内フローラとは何かご存知ですか?少し前までは腸内細菌叢と呼ばれることが多かったのですが、お腹の中で種類ごとにまとまって生息している細菌のことをそう呼んでいます。腸内細菌は生まれてから一年ほどで種類が決定してしまいます。けれども数や割合は変わるので、善玉菌を積極的に増やすよう食事を取れば腸内フローラのバランスは良くなります。もちろん善玉菌が増えれば便秘の解消へもつながっていきます。
できるだけ腸内を良い状態にしていくために、大切なのはきちんと便を排泄することです。そのためにぜひ取り入れていただきたいのがきのこ類です。きのこ類にはセルロース、ヘミセルロース、ペクチンなどたくさんの食物繊維が含まれていて、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維、両方の働きによりスムーズな排便が期待できます。便秘の解消法としてきのこをすすめるのには他にも理由があります。

それはきのこの類を取ることにより他にも期待できる効果がいろいろあるからです。例えば様々な可能性を秘めている成分として研究が進んでいる不溶性食物繊維のグルカンは腸内環境を整える効果、腸管免疫を刺激し免疫力を高めてガンを抑制する効果、コレステロールの値を下げる効果を得られる可能性があると言われています。また紫外線にあたることでビタミンDになるエルゴステロールはガン予防効果があることが実験で認められています。
カロリーの少ないきのこ類はダイエットに利用する人も多い食材ですが、不溶性食物繊維も多いので食べ過ぎれば便秘の状態を悪化させてしまうこともあります。きのこづくしの食事を取るのではなく、おかずに一品加える程度で十分です。一時期ブームになったエノキ氷などの便利な方法もどんどん活用していくといいでしょう。きのこによって成分が異なるので、1種類を食べ続けるのではなくたくさんの種類を取り入れることが望ましいです。ガン予防の効果が期待できるサルノコシカケ科の舞茸もぜひメニューに取り入れてみてください。